ウオノメ・タコ(鶏眼・胼胝)|沖縄皮膚科医院 八重瀬クリニック|沖縄県南部エリアの皮膚科・美容皮膚科

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〒901-0401
沖縄県島尻郡八重瀬町
東風平1200番地5

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ウオノメ・タコ(鶏眼・胼胝)|沖縄皮膚科医院 八重瀬クリニック|沖縄県南部エリアの皮膚科・美容皮膚科

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ウオノメ・タコ(鶏眼・胼胝) CORN

皮膚の病気はとても数が多く、また診察時にすべてをお話しすることは難しいため、よくある病気の説明を記載しています。当院を受診される患者様の疾患理解と治療の一助となれば幸いです。気になることがあれば診察中に医師、看護師までお声かけください。

ウオノメ・タコ(鶏眼・胼胝)とは

ウオノメやタコでも放置すると重症化し、合併症を引き起こすことも。
特に糖尿病がある方は、末梢神経障害から痛みを感じにくく重症化し、潰瘍や感染症、さらに壊疽といった合併症を起こすことがあります。

ウオノメとタコは、医学的にはそれぞれ鶏眼(けいがん)と胼胝(べんち)と呼ばれ、皮膚の特定の部分に繰り返し圧迫や摩擦が加わることで、角質が厚く硬くなる皮膚疾患です。これらは病気というより、皮膚が外部からの刺激に対して身を守ろうとする防御反応の一種です。通常、歩行時に痛みを伴うことが多く、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

ウオノメ(鶏眼):
英語で「コーン(corn)」とも呼ばれます。特に足の裏や指の間にできやすく、硬くなった皮膚の中心に「芯(しん)」と呼ばれる、くさび状の角質の塊が形成されるのが特徴です。この芯が皮膚の奥深くまで入り込み、神経を圧迫することで、まるで魚の目のように見え、歩くたびに激しい痛みを感じることがあります。

タコ(胼胝):
英語で「カルス(callus)」とも呼ばれます。ウオノメとは異なり、芯がなく、広範囲の皮膚が均一に厚く硬くなるのが特徴です。足の裏や指の付け根、あるいはペンを持つ指など、慢性的な摩擦や圧迫が加わる部位にできやすいです。痛みはウオノメほど強くないことが多いですが、硬くなった部分が神経を圧迫したり、ひび割れたりすると、痛みを感じることがあります。

ウオノメやタコは、特定の部位に繰り返し負担がかかることで生じるため、足に合わない靴の着用や歩き方、立ち仕事などが主な原因となります。放置すると、痛みが慢性化したり、歩行に影響が出たり、足裏の他の部位に負担がかかってトラブルを引き起こしたりする可能性があります。自己判断で削りすぎると、かえって悪化させたり感染を起こしたりすることもあるため、早期に皮膚科専門医の診断を受け、適切な治療とケアを開始することが、症状の改善と再発予防のために非常に重要です。

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ウオノメ・タコ(鶏眼・胼胝)の主な原因と誘発要因

ポイント

ウオノメやタコは、皮膚への慢性的な圧迫と摩擦が主な原因で発生します。足にできることが多いのは、体重がかかりやすく、靴による刺激を受けやすいためです。

主な原因

物理的な圧迫と摩擦: 皮膚は、外からの刺激に対して身を守るために、角質を厚くして防御します。特定の部位に繰り返し圧迫や摩擦が加わり続けると、この防御反応が過剰に働き、角質層が異常に肥厚することで、ウオノメやタコが形成されます。
・ウオノメ:点状に強い圧力が集中する部位にできやすいです。芯が皮膚の深層に向かって成長し、神経を刺激します。
・タコ:面状に圧力が分散してかかる部位にできやすいです。皮膚の表面が広範囲に厚くなります。

日常生活で症状を悪化させる誘発要因

足に合わない靴の着用:
・サイズが小さい靴:足指が圧迫されたり、靴の縁が特定の場所に当たったりして、摩擦が生じやすくなります。
・サイズが大きい靴:靴の中で足が滑り、余計な摩擦が生じやすくなります。
・ハイヒール:つま先に体重が集中し、足の指や指の付け根に強い圧迫がかかります。
・先の細い靴:足指が圧迫され、変形を助長し、ウオノメができやすくなります。
・素材が硬い靴:皮膚への刺激が強くなります。

特定の歩き方・立ち方:
偏平足、外反母趾、内反小趾などの足の変形がある場合、特定の部位に負担がかかりやすくなります。
姿勢の偏りや歩行時の重心の偏りも、足裏の一部分に過度な圧力を集中させ、ウオノメやタコの原因となります。
長時間立ちっぱなしの仕事や足に負担のかかるスポーツも、足裏への慢性的な圧迫・摩擦を増加させます。

足の骨格や関節の異常:
足の指がハンマー趾のように変形している場合、指の関節部分が靴に当たり、ウオノメができやすくなります。
足裏のアーチが崩れている場合も、特定の部位に過度な負担がかかります。

体質:
角質が厚くなりやすい体質の方や、乾燥しやすい方は、ウオノメやタコができやすい傾向があります。

「ウオノメはウイルス性のイボだからうつる」「タコは病気ではないから放置して大丈夫」といった誤解がありますが、ウオノメはウイルス性のイボ(尋常性疣贅)とは異なり、人から人にうつることはありません。また、放置すると痛みが強くなり、歩行困難につながることもあるため、適切な対処が必要です。

ウオノメ・タコ(鶏眼・胼胝)の治療法

主な治療法

角質軟化剤(サリチル酸配合製剤)の外用

・方法:
サリチル酸が配合された絆創膏や塗り薬を、厚くなった角質部分に貼付または塗布します。サリチル酸には角質を軟らかくし、剥がれやすくする作用があります。
・特徴:
数日から数週間継続して使用することで、硬くなった角質が白くふやけて剥がれ落ちやすくなります。その後、皮膚を柔らかくした状態で、削り取る処置を行うこともあります。
・メリット:
自宅で比較的簡便に治療できる。保険適用で処方可能。
・デメリット:
周囲の健康な皮膚にも作用してしまうと、かぶれやただれが生じることがある。芯が深いウオノメには効果が出にくい場合がある。

メスや器具による角質除去

・方法:
メスや専用の器具(医療用カミソリなど)を用いて、厚く硬くなった角質やウオノメの芯を慎重に削り取る処置です。
・特徴:
痛みを伴う芯の部分を直接除去することで、即座に痛みを軽減できることが多いです。タコの場合は、表面の硬い部分を削り、皮膚を滑らかにします。
・メリット:
即効性があり、痛みの軽減をすぐに実感できる。ウオノメと間違えやすいウイルス性のイボ(尋常性疣贅)との鑑別も同時にできる。
・デメリット:
自分で無理に削ると、出血や感染、神経損傷のリスクがあるため、必ず医療機関で行うべきです。数週間から数ヶ月ごとに繰り返しの処置が必要となる場合があります。

液体窒素による凍結療法(ウオノメの場合)

・方法:
ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)の治療にも用いられますが、芯の深いウオノメに対して行われることもあります。-196℃の液体窒素を綿棒などで患部に直接当て、急速に凍結させて細胞を破壊します。
・特徴:
治療後は患部が赤く腫れ、水ぶくれや黒いかさぶたになり、1~2週間程度で自然に剥がれ落ちます。
・メリット:
ウオノメの芯を根元から破壊する効果が期待できる。
・デメリット:
施術中の痛みが強く、治療後の水ぶくれや色素沈着のリスクがある。ウオノメの再発が少ないウイルス性イボとは異なり、ウオノメの再発予防効果は限定的です。

原因の特定と生活指導

・靴の選び方:
足の形に合った靴を選ぶこと、特に幅や長さ、かかとのフィット感、つま先のゆとりが重要であることを指導します。ハイヒールや先の細い靴は避けるようアドバイスします。
・インソール(中敷き)の活用:
足のアーチをサポートするインソールや、特定の部位への圧力を軽減するパッドなどを利用することで、負担を分散させ、再発を予防します。
・歩き方の見直し:
姿勢や歩き方の偏りがある場合は、専門家と協力して改善を図ることもあります。
・足のケア:
毎日足を清潔にし、保湿を心がけ、爪の切り方にも注意するようアドバイスします。
・糖尿病患者さんの足のケア:
糖尿病の方は神経障害や血行障害があるため、ウオノメやタコから重篤な潰瘍や感染症に発展するリスクが高いです。フットケアの重要性について特に丁寧に指導します。

当院では、皮膚科専門医である院長が常駐しており、ウオノメ・タコの診断と治療に関して豊富な経験と知識を持っています。単に症状を除去するだけでなく、根本原因の解消と再発予防に重点を置いた治療計画を立てます。患者さんが安心して治療に取り組めるよう、丁寧な説明とサポートを心がけています。

日常生活でできること・セルフケアのポイント

具体的な対策

ウオノメやタコの症状を和らげ、悪化を防ぎ、再発を予防するためには、毎日の正しいセルフケアと生活習慣の見直しが非常に重要です。特に、足への負担を軽減する工夫が大切です。

足に合った靴を選ぶ

足のサイズと形にぴったり合った靴を選びましょう。
サイズ:長さだけでなく、幅や甲の高さもフィットしているか確認しましょう。つま先に1cm程度の余裕があるのが理想的です。
試着:必ず両足で試着し、可能であれば午後(足がむくみやすい時間帯)に履いてみましょう。
ヒール:ヒールの高い靴や先の細い靴は、足指や足裏に過度な負担をかけるため、普段使いは避けましょう。
素材:通気性が良く、足になじむ柔らかい素材(天然皮革など)を選びましょう。
足に合わない靴は、特定の部位に過度な圧迫や摩擦を引き起こし、ウオノメやタコの最大の原因となります。

インソール(中敷き)の活用

足の特定の部分への負担を軽減するインソールやパッドを利用しましょう。足裏のアーチをサポートするタイプや、ウオノメやタコの部位の圧力を分散させるクッション性のあるパッド(ドーナツ型の保護パッドなど)を靴の中敷きとして使用します。
インソールやパッドは、足裏にかかる体重を均等に分散させたり、特定の突出した部位への圧力を軽減したりすることで、ウオノメやタコの発生を予防し、痛みを和らげます。

足のケアと保湿

毎日足を清潔にし、保湿を心がけましょう。入浴時やシャワーで足を洗う際は、石鹸をよく泡立てて優しく洗い、その後タオルで水気を丁寧に拭き取り、完全に乾燥させましょう。足の乾燥が気になる場合は、保湿クリームを塗布して、皮膚を柔らかく保ちましょう。
足を清潔に保つことは感染予防になります。乾燥した皮膚は硬くなりやすく、ひび割れなどのトラブルも起こしやすいため、保湿で皮膚の柔軟性を保つことが重要です。

角質ケア

自宅で角質ケアを行う場合は、専用の道具を使い、優しく行いましょう。入浴後など、皮膚が柔らかくなった状態で、軽石ややすりなどで、タコの硬くなった部分を優しく削りましょう。ウオノメの芯を自分で深く削るのは絶対に避けましょう。削りすぎると、出血や感染、かえって痛みの原因となることがあります。
過剰な角質の蓄積を防ぐことで、症状の悪化を抑え、快適に過ごしやすくなります。ただし、自己流の誤ったケアは危険です。

長時間同じ姿勢を避ける

長時間立ちっぱなしや座りっぱなしを避け、適度に足を動かしましょう。休憩時間には靴を脱いで足を休ませたり、足首を回したり、足の指をグー・パーしたりする運動を取り入れましょう。同じ姿勢が続くと、足の特定の部位に継続的な圧力がかかり、血行も悪くなるため、ウオノメやタコができやすくなります。

やってはいけないこと・避けるべきこと

・ウオノメの芯を自分で無理に取る:
出血、感染、神経損傷、そして治りにくい傷跡を残す危険性があります。必ず医療機関に相談しましょう。
・市販のスピール膏などを漫然と使い続ける:
周囲の健康な皮膚まで剥がしてしまい、かぶれやただれを引き起こすことがあります。使用する際は、説明書をよく読み、患部からはみ出さないように注意しましょう。
・痛みを我慢する:
痛みを我慢して歩き続けると、歩き方が不自然になり、足の他の部位に負担がかかったり、姿勢が悪くなったりする可能性があります。
・不確かな民間療法を試す:
酢や熱を加えるなど、根拠のない民間療法は、かえって皮膚を傷つけ、症状を悪化させる危険性があります。

よくある質問(FAQ)

Q

ウオノメとタコはどう違うのですか?

A

ウオノメとタコは、どちらも角質が厚くなる症状ですが、以下のような違いがあります。

・ウオノメ(鶏眼):
中心に「芯」があり、それが皮膚の奥深くまで入り込み、神経を圧迫するため、歩くたびに「点」で激しい痛みを感じるのが特徴です。
・タコ(胼胝):
芯がなく、広範囲の皮膚が「面」で均一に厚く硬くなるのが特徴です。ウオノメほどの痛みはないことが多いですが、厚くなった部分が神経を圧迫したり、ひび割れたりすると痛みを感じることがあります。

Q

ウオノメはウイルス性のイボ(尋常性疣贅)とは違うのですか?

A

はい、ウオノメとウイルス性のイボは全く異なる病気です。

・ウオノメ:
繰り返し圧迫や摩擦が加わることでできる、角質の芯が原因です。人から人にうつることはありません。
・ウイルス性のイボ(尋常性疣贅):
ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルス感染が原因で、表面がザラザラしていたり、点状の出血が見られたりすることがあります。人から人にうつる可能性があります。

見た目が非常に似ているため、自己判断はせずに皮膚科専門医の診断を受けることが重要です。誤って市販薬などで対処すると、ウイルス性のイボの場合は悪化させたり、周囲に広げたりするリスクがあります。

Q

ウオノメの芯は自分で取れますか?

A

ウオノメの芯を自分で無理に取ることは避けてください。ウオノメの芯は皮膚の奥深く、神経に近いところまで達していることが多いため、自分でメスやハサミなどで除去しようとすると、出血、細菌感染、神経損傷のリスクがあり、かえって症状を悪化させたり、ひどい傷跡を残したりする可能性があります。痛みを伴う場合は、必ず皮膚科を受診し、専門の器具で安全に芯を取り除いてもらいましょう。

Q

足に合う靴を履けば、ウオノメやタコはできなくなりますか?

A

足に合う靴を履くことは、ウオノメやタコの予防と再発防止に最も効果的な方法の一つです。しかし、完全にできなくするわけではありません。足の骨格や歩き方、立ち仕事など、靴以外にも様々な要因が関与するためです。適切な靴選びに加え、足裏のケア、インソールの活用、定期的な角質ケア(医療機関での処置を含む)などを組み合わせることで、再発のリスクを最小限に抑えることができます。

Q

治療期間はどれくらいかかりますか?

A

ウオノメやタコの治療期間は、その大きさ、深さ、そして原因を取り除けるかによって異なります。皮膚科での角質除去処置は、その場で痛みが軽減される即効性がありますが、原因となる圧迫・摩擦が続く限り、数週間から数ヶ月ごとに繰り返し処置が必要となることが多いです。角質軟化剤(スピール膏など)を使用する場合は、数日から数週間かけて剥がれ落ちることが多いです。根本原因である靴や歩き方を見直さない限り、症状が完全に治まることは難しい慢性的な症状です。

Q

糖尿病の人がウオノメやタコになったら、特に注意が必要ですか?

A

はい、糖尿病の患者さんは、ウオノメやタコに特に注意が必要です。糖尿病の方は、神経障害によって足の感覚が鈍くなったり(痛みを感じにくくなる)、血行障害によって傷が治りにくくなったりするリスクがあります。そのため、ウオノメやタコを放置したり、自分で無理に削ったりすると、そこから細菌感染を起こし、重篤な足の潰瘍(糖尿病性足病変)や壊疽(えそ)に発展し、最悪の場合、切断に至る危険性があります。糖尿病をお持ちの方は、足のわずかな変化でも、必ず皮膚科やフットケア専門医に相談しましょう。

このような場合はご相談ください

TROUBLE

以下のような症状や状況に当てはまる場合は、一人で悩まず、お気軽に当院にご相談ください。

  • 足の裏や指の間に痛みのある硬いしこりがある(ウオノメの可能性)
  • 足の裏の広範囲が硬く厚くなり、痛みやひび割れを伴う(タコの可能性)
  • 市販の薬や自分で削るケアを試したが、症状が改善しない、あるいは悪化している
  • ウオノメやタコが原因で、歩くのがつらい、靴を履くのが苦痛になっている
  • 足の硬い部分が、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)ではないかと心配な方
  • 糖尿病をお持ちで、足のウオノメやタコが気になる方(特に注意が必要です)
  • ウオノメやタコの再発を繰り返しており、根本的な対策について相談したい
  • 足に合う靴の選び方や、インソールの活用法についてアドバイスが欲しい

24時間WEB予約受付中

ウオノメやタコは、適切な診断と治療、そして日々のセルフケアを継続することで、痛みを和らげ、快適な生活を取り戻すことができます。当院の皮膚科専門医が、患者さん一人ひとりの足の状態と症状を正確に診断し、最適な治療法と生活指導をご提案いたします。「ここに来れば大丈夫」と安心していただけるよう、全力でサポートさせていただきますので、どんな些細なことでもお声がけください。

監修医情報

医師 伊藤 誠
略歴
  1. 2003年

    名古屋工業大学 卒業後
    愛知県名古屋市の建築設計会社 勤務

  2. 2008年

    琉球大学医学部 入学

  3. 2014年

    ハートライフ病院 初期研修

  4. 2016年

    琉球大学皮膚科 入局
    皮膚科学講座助教、病棟医長を経て、

  5. 2023年

    沖縄皮膚科医院 開業

資格・所属学会
  • 日本皮膚科学会
  • 日本小児皮膚科学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本美容皮膚科学会
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会
  • 日本皮膚免疫アレルギー学会
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科指導医
  • 難病指導医
  • 小児慢性特定疾病指定医