モチモチ肌のはずが…ザラザラ!?赤ちゃんの「肌SOS」を見逃さないで!
理想はモチモチ…現実はザラザラ?赤ちゃんの「肌サイン」の見極め方
こんにちは!沖縄皮膚科医院の院長です。
「赤ちゃんの肌といえば、マシュマロか、つきたてのお餅か…」 そんな期待に胸を膨らませて育児をスタートしたパパ・ママ。実際に我が子の肌に触れてみて、「……あれ?なんかザラついてない?」と、戸惑うことはありませんか?
実は、沖縄の過酷な環境(湿度は高いわ、紫外線は刺さるわ、エアコンでカピカピだわ…)は、デリケートな赤ちゃんにとって「肌の修行場」のようなもの。
今日は、そんな赤ちゃんの肌が上げる「小さなSOS」について、お話ししますね。
「モチモチ肌」は、実は「超・薄皮一枚」の奇跡
赤ちゃんの肌って、プルンとしていて最強に見えますよね。 でも実は、皮膚の厚さは大人の半分しかありません。例えるなら、大人の肌が「厚手のデニム」なら、赤ちゃんは「最高級のシルクストッキング」くらい繊細。
バリア機能がスカスカなので、ちょっとした刺激ですぐにザラザラになってしまいます。 特に沖縄は、外は「サウナ」のような湿気、室内は「砂漠」のようなエアコン乾燥という、肌の水分バランスを崩すトラップがいっぱい。
肌がザラついているのは、「バリアが壊れて警報鳴ってます!」という合図です。ここからアレルギーの敵が侵入してくることもあるので、「ただの乾燥でしょ?」と放置するのは禁物ですよ!
その良かれと思ったケア、実は「逆効果」かも!?
毎日一生懸命洗っているのに、一向にツルツルにならない……。 そんな時は、日々の「お作法」をちょこっと見直してみましょう。
・ ゴシゴシ洗いは愛のムチ? 「汚れを落とさなきゃ!」と、洗浄力強めのソープでゴシゴシ。これ、赤ちゃんにとっては「大事な脂まで根こそぎ持っていかれる泥棒」状態です。
・ 「流し残し」は湿疹への招待状 耳の裏や首のしわ。ここは石鹸カスが溜まりやすい「聖域」です。ここをスルーすると、あっという間に真っ赤な湿疹が……。
・ 「シャワーを浴びたら、即・保湿! 沖縄の夏、1日に何度もシャワーを浴びるのは良いことですが、その後の保湿をサボると肌はカラカラに。
「優しく洗う・しっかり流す・ソッコー保湿」。これが美肌への三種の神器です。
「ただの湿疹」か「アトピー」か。それが問題だ
一番気になるのがここですよね。「うちの子、アトピーなんじゃ…?」と不安で夜も眠れないママも多いはず。
・ 乳児湿疹: 生後数ヶ月の通過点。正しいケアで「バイバイ」できます。
・ アトピー性皮膚炎: ザラザラが長引き、夜泣きするほど痒がったり、耳の付け根がピシッと切れたり(耳切れ)するのがサイン。
最近の研究では、「赤ちゃんの時期にしっかり湿疹を治してバリアを保つことが、将来のアトピー予防になる」ということが分かっています。 自己判断で市販薬を塗って「様子見」をするより、サクッと専門医に見せてしまうのが、実はお子さんの将来への一番のプレゼントになります。
沖縄の「美ら肌(ちゅらはだ)」を守る、保湿の裏技
沖縄の気候を味方につけるには、アイテムの「使い分け」が肝心。
・ 夏: 汗をかくので、サラッとしたローション。
・ 冬(&エアコン): 保湿力全振りのクリームやワセリンを「これでもか!」と。
保湿剤の量の目安は、「塗った後にティッシュをペタッとしたら、そのままくっついて落ちない」くらい。 「ちょっと塗りすぎじゃない?」と不安になるくらいが、赤ちゃんには丁度いいんです。
沖縄皮膚科医院は、ママ・パパの「駆け込み寺」です
沖縄県にお住まいの皆さま。 「こんな小さなことで病院に行っていいのかな…?」なんて遠慮は一切不要です。むしろ、「ひどくなる前に見せてくれてありがとう!」が私たちの本音。
おむつかぶれ、あせも、謎のプツプツ……。どんな小さなお悩みもウェルカムです。
今日のお風呂上がり、お子さんの肌をよーく観察してみてください。 もし「あれ?」と思ったら、お散歩ついでに気軽にお立ち寄りくださいね。
診察室で、ピカピカの肌を目指して一緒に頑張りましょう!
