皮膚の病気はとても数が多く、また診察時にすべてをお話しすることは難しいため、よくある病気の説明を記載しています。当院を受診される患者様の疾患理解と治療の一助となれば幸いです。気になることがあれば診察中に医師、看護師までお声かけください。
膠原病と類縁疾患とは
皮膚の変化は膠原病の診断や進行状況を把握する上でとても大切です。
各疾患に特徴的な皮膚所見と、発熱や関節痛などの内科的な症状と血液検査などを組み合わせて診断します。
膠原病(こうげんびょう)は、全身の結合組織や血管に慢性的な炎症が起こる病気の総称です。これらの病気の多くは、本来体を守るはずの免疫システムが誤って自分自身の組織を攻撃してしまう「自己免疫疾患」として考えられています。そのため、皮膚だけでなく、関節、筋肉、血管、内臓など全身の様々な臓器に症状が現れることが特徴です。
「膠原病」という言葉は、かつてこれらの病気で「膠原線維」という結合組織の変性が共通して見られたことに由来しますが、現在は免疫の異常という点がより重視されています。
また、膠原病類縁疾患(るいえんしっかん)とは、古典的な膠原病と同様のメカニズム(自己免疫反応など)や症状の特徴を持つ疾患群を指します。これらは、膠原病と併せて扱われることが多く、総称して「膠原病・類縁疾患」と呼ばれています。
代表的な膠原病・類縁疾患には、以下のようなものがあります。
・全身性エリテマトーデス(SLE):発熱、関節痛、皮膚の発疹(蝶形紅斑など)、臓器障害など多彩な症状が現れます。
・強皮症(全身性硬化症):皮膚が硬くなる症状が特徴的で、内臓にも影響が出ることがあります。
・多発性筋炎・皮膚筋炎:筋肉の炎症による筋力低下や、特徴的な皮膚症状(ヘリオトロープ疹、ゴットロン徴候など)が見られます。
・関節リウマチ(RA): 関節の炎症と破壊が進行する病気ですが、近年では「膠原病」とは別の疾患として分類されることが多いです。
・シェーグレン症候群:目や口の乾燥症状が主体ですが、全身の様々な臓器にも影響が及びます。
・混合性結合組織病(MCTD):複数の膠原病の症状が混在して現れる病気です。
・血管炎症候群:血管に炎症が起こることで、様々な症状が現れます(高安動脈炎、結節性多発動脈炎など)。
・ベーチェット病:口腔内アフタ、外陰部潰瘍、眼症状、皮膚症状などを繰り返す慢性の炎症性疾患です。
・成人発症スティル病:高熱、関節痛、発疹などが特徴で、発症年齢が成人期である点が異なります。
これらの疾患は、見た目の症状だけでなく、全身の臓器にも影響が及ぶ可能性があるため、早期の正確な診断と、適切な治療を開始することが、症状の改善と進行の抑制、そして生活の質の維持のために非常に重要です。
膠原病と類縁疾患の主な原因と誘発要因
ポイント
膠原病・類縁疾患の多くは「自己免疫疾患」であり、その根本的な原因はまだ完全には解明されていません。しかし、遺伝的な要因に加えて、いくつかの環境要因が複雑に絡み合い、免疫システムが異常をきたすことで発症すると考えられています。
主な原因(自己免疫反応)
・遺伝的要因:
膠原病は遺伝する病気ではありませんが、特定の遺伝的素因(HLA:ヒト白血球抗原など)を持つ人は、自己免疫疾患を発症しやすい傾向があることが分かっています。家族に膠原病の患者さんがいる場合、発症リスクがやや高まると言われています。
・免疫システムの異常:
体を守るはずの免疫細胞が、何らかのきっかけで自分自身の正常な細胞や組織を「異物」と誤認し、攻撃することで炎症や組織の損傷を引き起こします。この異常な免疫反応により、結合組織や血管に炎症が慢性的に生じます。
日常生活で発症・悪化を誘発する可能性のある要因
・紫外線:特に全身性エリテマトーデス(SLE)では、紫外線に当たることで症状が悪化したり、皮疹が出現したりすることがあります(日光過敏)。
・感染症:ウイルス感染症(EBウイルスなど)や細菌感染症が、免疫システムを刺激し、自己免疫反応の引き金となったり、症状を悪化させたりする可能性が指摘されています。
・ストレス・疲労:肉体的・精神的なストレスや過労は、免疫バランスを乱し、膠原病の発症や再燃、悪化の大きな誘因となることがあります。
・ホルモンバランスの変化:特に全身性エリテマトーデス(SLE)は若い女性に多く、妊娠、出産、月経などによるホルモンバランスの変化が病状に影響を与えると考えられています。
・喫煙・歯周病:関節リウマチなど、一部の膠原病では喫煙や慢性的な歯周病が発症リスクを高めたり、病状を悪化させたりすることが知られています。
・特定の薬剤:ごくまれに、一部の薬剤(降圧剤、抗菌薬など)の副作用として膠原病が誘発されたり、症状が悪化したりすることがあります。
・化学物質:特定の化学物質への曝露が関与する可能性も指摘されています。
膠原病は「不潔にしているからかかる病気だ」という誤解がありますが、全く根拠はありません。また、膠原病は人から人へうつることはありません。
膠原病と類縁疾患の主な症状
ポイント
膠原病・類縁疾患は全身の様々な臓器に症状が現れることが特徴ですが、特に皮膚症状は診断の手がかりとなることが多く、皮膚科医が関与する機会も少なくありません。
全身に共通する初期症状や一般的な症状
・原因不明の発熱:特に微熱が続くことが多いです。
・全身倦怠感・疲労感:疲れやすい、だるいといった症状が持続します。
・関節痛・関節炎:関節の痛みや腫れ、朝のこわばりなどが見られます。移動性の関節痛が特徴的な疾患もあります。
・筋肉痛・筋力低下:筋肉の痛みや、力が入りにくい、体がだるいなどの症状が見られます。
各疾患に特徴的な皮膚症状(皮膚科でよく診られる症状)
全身性エリテマトーデス(SLE):
・蝶形紅斑(ちょうけいこうはん):頬から鼻にかけて、蝶が羽を広げたような赤みが特徴的です。
・円板状エリテマトーデス:円形の赤い発疹で、表面がカサカサし、治ると瘢痕や色素沈着を残すことがあります。
・日光過敏症:日光に当たった部分が異常に赤くなったり、水ぶくれができたりします。
・脱毛:広範囲の脱毛や、生え際の脱毛が見られます。
・口腔内潰瘍:痛みを伴わない口内炎が繰り返しできることがあります。
・レイノー現象:冷たいものに触れたり、寒さにさらされると、手指の血管が収縮し、指先が白→紫→赤と色が変わります。
強皮症(全身性硬化症):
・皮膚硬化:手指から始まり、徐々に皮膚が硬く厚くなり、光沢を帯びてつっぱるようになります。進行すると顔や体幹にも及びます。
・レイノー現象:ほぼ全ての患者さんに見られる初期症状です。
・指先の潰瘍:血行障害により指先に潰瘍ができることがあります。
・毛細血管拡張:顔や胸に赤い小さな血管が浮き出て見えることがあります。
多発性筋炎・皮膚筋炎:
・ヘリオトロープ疹:まぶたが赤紫色に腫れる特徴的な皮疹です。
・ゴットロン徴候(ゴットロン丘疹):手の指の関節の甲側(特に第2・3関節)に、赤く盛り上がった皮疹が見られます。
・上眼瞼の浮腫:まぶたがむくむことがあります。
・爪上皮の異常:爪の周りの皮膚が赤くなり、カサカサしたり、毛細血管が浮き出て見えたりします。
シェーグレン症候群:
・眼や口腔内の乾燥症状:涙が出にくい(ドライアイ)、唾液が出にくい(ドライマウス)が主体ですが、全身の外分泌腺(汗腺、皮脂腺など)も障害されます。
・環状紅斑:顔や体、腕などにドーナツ状の赤い斑点が現れることがあります。
・レイノー現象:約1/3の患者さんに見られます。
ベーチェット病
・口腔内アフタ:口の中に痛みを伴う潰瘍が繰り返しできます。
・外陰部潰瘍:性器に痛みを伴う潰瘍ができます。
・結節性紅斑:すねなどにできる痛みを伴う赤いしこりです。
・毛嚢炎様皮疹:ニキビのような赤いブツブツが体に出ることがあります。
膠原病・類縁疾患は多様な症状を呈するため、複数の診療科での連携が必要となることも少なくありません。皮膚症状は早期発見の手がかりとなるため、気になる症状があれば速やかに皮膚科専門医にご相談ください。
膠原病と類縁疾患の治療法
主な治療法
膠原病・類縁疾患の治療は、異常な免疫反応を抑制し、炎症を抑えることが主な目的です。これにより、症状を改善させ、臓器の損傷を防ぎ、病気の進行を遅らせることを目指します。これらの病気は慢性的な経過をたどることが多いため、根気強く治療を継続し、症状のない状態(寛解)を維持することが重要です。当院では、患者さん一人ひとりの病気の種類、症状の重症度、活動性、影響を受けている臓器などを総合的に評価し、最適な治療プランをご提案しています。
薬物療法(免疫抑制療法が中心)
・副腎皮質ステロイド:
膠原病治療の中心となる薬剤です。強力な抗炎症作用と免疫抑制作用を持ち、病気の活動性を抑え、症状を改善させます。症状の重症度に応じて、最初は高用量で開始し、病状が落ち着いてきたら副作用を考慮して徐々に減量していきます。長期的な服用が必要となることが多いため、副作用(満月様顔貌、骨粗しょう症、糖尿病、胃潰瘍、感染症のリスク増加など)の管理も非常に重要ですし、定期的な検査が必要です。
・免疫抑制薬:
ステロイドだけでは効果が不十分な場合や、ステロイドの減量が難しい場合に、ステロイドの量を減らす目的で併用されることがあります。アザチオプリン、ミコフェノール酸モフェチル、シクロホスファミド、タクロリムスなどが用いられます。これらは免疫細胞の増殖や機能を抑えることで、自己免疫反応を抑制します。
・非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs):
関節痛や筋肉痛など、炎症による痛みを和らげるために使用されます。
・抗マラリア薬(ヒドロキシクロロキン):
全身性エリテマトーデス(SLE)の皮膚症状や関節症状、全身症状の一部に効果があり、ステロイドの減量効果も期待されます。
・その他の内服薬:
病気の種類や症状に応じて、ビタミンD製剤(骨粗しょう症予防)、ビスフォスフォネート製剤(骨粗しょう症治療)、漢方薬などが併用されることもあります。
生物学的製剤
従来の治療法で効果が不十分な難治性の膠原病や、特定の病態(関節炎など)に対して、近年開発された最新の治療法です。膠原病の発症に深く関わる特定の免疫物質(サイトカインなど)の働きをピンポイントで阻害することで、強力に症状を改善します。
関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、一部の血管炎などで使用されます。点滴または皮下注射で投与され、効果が高い反面、費用が高く、感染症のリスクなどの副作用にも注意が必要です。
対症療法・局所療法
・皮膚症状への外用薬:
皮疹やかゆみに対して、ステロイド外用薬や保湿剤などが処方されます。
・光線療法:
全身性エリテマトーデスの日光過敏症には適用されませんが、乾癬性関節炎など一部の類縁疾患の皮膚症状に対しては、光線療法が用いられることもあります。
・眼や口腔乾燥症状への対処:
シェーグレン症候群の場合、人工涙液や唾液分泌促進剤、保湿剤などが用いられます。
リハビリテーション
関節や筋肉の症状がある場合、理学療法士と連携し、関節可動域の維持や筋力低下を防ぐためのリハビリテーションを行います。
合併症の予防と治療
膠原病は様々な臓器に影響を及ぼすため、定期的な検査を行い、腎障害、肺障害、心臓病、神経症状などの合併症を早期に発見し、適切に治療します。
当院では、皮膚科専門医である院長が常駐しており、膠原病・類縁疾患の皮膚症状の診断と治療に関して豊富な経験と知識を持っています。膠原病は全身疾患であるため、診断や全身管理は内科との連携が不可欠です。当院では、必要に応じて専門施設へのご紹介を行い、患者さんが安心して最適な治療を受けられるよう、きめ細やかなサポートを心がけています。
日常生活でできること・セルフケアのポイント
具体的な対策
膠原病・類縁疾患は慢性的な病気であり、病気と共存しながら症状をコントロールしていくことが大切です。薬物療法と並行して、日々のセルフケアと生活習慣の見直しが、症状の安定と生活の質の維持に非常に重要です。
紫外線対策の徹底(特にSLEの場合)
日常的に紫外線対策を徹底しましょう。外出時は、顔、首、手など露出する部分に日焼け止めクリーム(SPF50+、PA++++が目安)を塗布しましょう。帽子、日傘、長袖の衣類、サングラスなどを活用し、物理的に紫外線を避けることも重要ですし、UVカット機能のある衣類も有効です。曇りの日や冬場でも紫外線は降り注いでいるため、一年を通して対策を心がけましょう。
全身性エリテマトーデス(SLE)など一部の膠原病では、紫外線に当たることで病状が悪化したり、皮膚症状が出現したりする「日光過敏」が見られるため十分な対策をおこないましょう。
十分な休養と睡眠、ストレス管理
肉体的・精神的なストレスや疲労を避け、十分な休息と睡眠を確保しましょう。過度な活動は控え、睡眠時間を十分に確保しましょう。ストレスを感じたら、趣味やリラックスできる時間を作る、適度な運動を取り入れるなど、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。 ストレスや疲労は、免疫バランスを乱し、膠原病の症状を悪化させたり、再燃を誘発したりする大きな誘因となります。
感染症の予防
風邪などの感染症にかからないように注意しましょう。こまめな手洗い、うがい、マスク着用など、基本的な感染症対策を徹底しましょう。人混みを避ける、予防接種を受けるなども有効です。体調を崩したら無理せず休養をとり、早めに医療機関を受診しましょう。
膠原病患者さんは、病気そのものや、免疫抑制剤の使用によって免疫力が低下していることがあり、感染症にかかりやすく、重症化するリスクが高いため十分な注意を払いましょう。
バランスの取れた食生活
栄養バランスの取れた食事を心がけ、規則正しい食生活を送りましょう。偏った食事は避け、様々な食品をバランス良く摂取しましょう。特に、ステロイド治療中は食欲が増進しやすいため、高カロリー・高脂肪な食事を控え、適正体重を維持するよう注意が必要です。骨粗しょう症予防のために、カルシウムやビタミンDを意識的に摂取することも大切です。
やってはいけないこと・避けるべきこと
・自己判断で治療を中断する:症状が改善しても、医師の指示なく治療を中断すると、病状が再燃し、より重症化するリスクがあります。
・過度な飲酒・喫煙:病状を悪化させる可能性があり、喫煙は特に禁煙すべきです。
よくある質問(FAQ)
膠原病は人から人へうつる病気ですか?
いいえ、膠原病やその類縁疾患は、人から人へうつる病気ではありません。これらは、細菌やウイルスなどの感染によって発症するものではなく、自分自身の免疫システムが異常をきたして起こる「自己免疫疾患」です。したがって、日常生活で皮膚が直接触れ合ったり、同じものを共有したりしても、他者に感染する心配は一切ありませんのでご安心ください。
膠原病は完治しますか?
膠原病・類縁疾患は、現在の医学では「完治」が難しい慢性疾患とされています。しかし、適切な治療を継続することで、病気の活動性をコントロールし、症状のない状態(寛解)を維持したり、見た目にほとんど目立たない程度に改善したりすることは十分に可能です。特に近年では、新しい治療薬の開発により、多くの患者さんが良好な状態を維持し、通常の日常生活を送れるようになっています。根気強く医師と協力して治療を続けることが大切です。
膠原病と診断されたら、皮膚科で診てもらうべきですか?
膠原病は全身疾患であり、治療の中心は内科(特にリウマチ・膠原病内科)が担当することが一般的です。しかし、膠原病の多くの疾患で皮膚症状が重要な診断の手がかりとなったり、症状が目立ったりするため、皮膚科医の専門的な診断や治療が必要となることが非常に多いです。
例えば、全身性エリテマトーデスの蝶形紅斑や皮膚筋炎のヘリオトロープ疹など、特徴的な皮膚症状の診断や、皮膚生検(皮膚の一部を採取して病理検査を行う)による確定診断に皮膚科医が関与します。また、皮膚症状に対する外用薬の処方や、光線療法など、皮膚科医が専門的に治療を行うこともあります。
当院では、必要に応じて内科(リウマチ・膠原病内科)との連携を密に行い、患者さんが最適な治療を受けられるようサポートいたします。
膠原病は遺伝しますか?
膠原病は遺伝する病気ではありませんが、膠原病を発症しやすい「体質」は遺伝的な要因が関与していると考えられています。例えば、家族に膠原病の患者さんがいる場合、そうでない場合に比べて発症リスクがやや高まる傾向はありますが、必ずしも遺伝するわけではありません。多くの膠原病は、複数の遺伝子と環境要因(ストレス、感染症、紫外線など)が複雑に絡み合って発症する「多因子疾患」と考えられています。
膠原病と診断された場合、日常生活で特に気をつけることはありますか?
はい、膠原病の患者さんが日常生活で特に気をつけるべき点はいくつかあります。
・紫外線対策:特にSLEの方は徹底しましょう。
・十分な休養と睡眠:過労やストレスは症状悪化の大きな誘因です。
・感染症の予防:手洗いやうがいを徹底し、人混みを避けるなど、感染症にかからないように注意しましょう。
・指示された薬剤の継続服用:自己判断で薬を中断すると、症状が急激に悪化する危険があります。
・バランスの取れた食生活:特にステロイド治療中は、骨粗しょう症や糖尿病予防のためにも栄養バランスに気をつけましょう。
これらの生活習慣の見直しが、治療効果を高め、症状の安定につながります。
膠原病にはどのような合併症がありますか?
膠原病・類縁疾患は全身の様々な臓器に影響を及ぼす可能性があるため、多くの合併症を引き起こすことがあります。代表的な合併症としては、以下のようなものが挙げられます。
・関節症状:関節の痛み、腫れ、変形(関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)
・腎臓の障害:尿にタンパクや血液が混じる、腎機能低下(ループス腎炎など)
・肺の障害:間質性肺炎、胸膜炎(強皮症、皮膚筋炎、SLEなど)
・心臓の障害:心膜炎、心筋炎
・神経症状:痙攣、うつ状態、脳血管障害、末梢神経障害
・血液の異常:貧血、白血球減少、血小板減少
・血管の炎症:血管炎(皮膚潰瘍、しびれなど)
・骨粗しょう症:特にステロイドの長期服用によるもの
・感染症:免疫抑制状態にあるため、肺炎などの感染症にかかりやすい
これらの合併症を早期に発見し、適切に管理するため、定期的な検査と医師との連携が非常に重要です。
このような場合はご相談ください
以下のような症状や状況に当てはまる場合は、一人で悩まず、お気軽に当院にご相談ください。
原因不明の発熱、全身倦怠感、関節痛、筋肉痛などが続く
口の中や外陰部に繰り返し潰瘍ができる、あるいは眼の症状を伴う(ベーチェット病の可能性)
まぶたの腫れや赤み、指の関節の甲側の赤い皮疹がある(皮膚筋炎の可能性)
顔や体に特徴的な赤い発疹(蝶形紅斑など)や、皮膚の硬化、指先の色の変化(レイノー現象)が見られる
目や口の乾燥症状が続く(シェーグレン症候群の可能性)
日光に当たると皮膚が異常に赤くなったり、水ぶくれができたりする
関節の痛みや腫れがあり、日常生活に支障が出ている
皮膚症状だけでなく、内臓の症状(息切れ、血尿など)が気になる
ご家族に膠原病の患者さんがいる方
膠原病の正しい診断を受けたい、治療法や日常生活での注意点について詳しく知りたい
24時間WEB予約受付中
膠原病・類縁疾患は専門性の高い分野であり、当院の皮膚科専門医が、患者さん一人ひとりの症状と状況を正確に診断し、最適な治療法をご提案いたします。必要に応じて内科(リウマチ・膠原病内科)など他科との連携も密に行い、患者さんが安心して治療に取り組めるよう、全力でサポートさせていただきます。どんな些細なことでもお声がけください。
監修医情報
略歴
-
2003年
名古屋工業大学 卒業後
愛知県名古屋市の建築設計会社 勤務 -
2008年
琉球大学医学部 入学
-
2014年
ハートライフ病院 初期研修
-
2016年
琉球大学皮膚科 入局
皮膚科学講座助教、病棟医長を経て、 -
2023年
沖縄皮膚科医院 開業
資格・所属学会
- 日本皮膚科学会
- 日本小児皮膚科学会
- 日本アレルギー学会
- 日本美容皮膚科学会
- 日本皮膚悪性腫瘍学会
- 日本皮膚免疫アレルギー学会
- 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
- 日本皮膚科学会認定皮膚科指導医
- 難病指導医
- 小児慢性特定疾病指定医