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アレルギー検査、各種検査

免疫という仕組みとアレルギー

私たちの体には、自分の体の成分と違うもの、たとえば感染症を引き起こす細菌やウイルス、寄生虫といった異物から身を守るための「免疫」という仕組みが備わっており、感染症などの発症を未然に防いでいます。
この仕組みが、ある特定の異物(食物やダニ、花粉など)に対して過剰に反応し、発疹やかゆみ、くしゃみ、鼻水といった症状を起こすことを「アレルギー」といいます。

アレルゲン

本来、皮膚や粘膜には外からの異物を侵入させないようにするバリア機能がはたらいていますが、何らかの原因でこのバリア機能が破綻すると、体の中にアレルギーの原因となる食物、ダニ、花粉やほこりが入り込みます。
侵入した異物は「抗原」といわれ、アレルギーを引き起こすものを特に「アレルゲン」と呼びます。

アレルギーマーチ

赤ちゃんのときから乾燥や湿疹を繰り返すと、幼児期からアトピー性皮膚炎や食物アレルギーになる子が多いことがわかっています。
その後もぜん息、アレルギー性鼻炎・結膜炎といろいろな症状に悩まされ、いろいろな症状を段階的に発症していくことから「アレルギーマーチ」と呼ばれています。
必ずしもすべての人がこの流れになるわけではありませんが、実はアレルギー症状がでているにも関わらず、アレルギーと気が付かずに知らない間に重症化してしまっていることもあります。
自分やお子さんが、何のアレルゲンによってアレルギー症状が引き起こされているかを知っておくことで、このアレルギーマーチに早いうちから対策することが大切です。

各種検査

当クリニックでは、以下の検査に対応しております。

血液検査(IgE抗体測定によるⅠ型アレルギー)

従来の血液検査も対応しておりますが、1滴の採血量で検査可能な機器まで取り揃えています。

皮膚プリックテスト(Ⅰ型アレルギー)

皮膚にアレルゲンエキスを滴下し専用の針で皮内にアレルゲンをごく少量入れ、約15分後に判定します。

パッチテスト(Ⅳ型アレルギー)

接触皮膚炎(かぶれ)の原因を確認するための検査で、金属アレルギーや化粧品などの遅延型反応を調べます。

症状によっては経口負荷試験や運動負荷試験などが必要な場合もありますので、専門施設へご紹介いたします。

ドロップスクリーン

当院では痛みもわずかで、最短30分程度で結果が出る最新のアレルギー検査機器「ドロップスクリーン」を導入しています。
指先に小さな針を刺し1滴の血液で従来と同様のアレルギー検査が可能です。
痛みが少なく小さなお子さんや痛みが苦手な方でも検査が行なえます。
食物アレルギーを含む41項目のアレルギー検査(レベル分類まで判定)でき、採血してから約30分で結果が出ます。
ご希望の患者様は当日の結果説明が可能です。検査費用は3割負担の場合、約5000円です(別途、診察料などがかかります)。

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