1.一般皮膚科

沖縄皮膚科医院は、地域に根付いた皮膚科を目指しており、近隣にお住まい・ご通学・お勤めの皆様の皮膚科「かかりつけ医」でありたいと考えております。

また、遠方から通いたい、お仕事等でなかなか通えないという患者様の利便性向上のため、オンライン診療等にも柔軟に対応致します。

皮膚だけでなく、爪・毛に関しても、日常的に多くの方が経験する一般的な皮膚疾患からあまり聞いたことのない皮膚疾患まで全般に渡る診療を基本的には保険適用内で行っております。

一般的には皮膚の病気はすぐに命に係わることのない病気という位置づけですが、痒みや皮膚の見た目は悪化すると日常生活を驚かし、人の心を蝕みます。

皮膚は「心」や「臓器」を映す鏡といわれるように、皮膚と他の病気が密接にかかわっていることもあります。また、悪性腫瘍（皮膚がん）のように早期発見、及び切除が必要な疾患も稀にございます。

適切な診断および、最適な治療をご提案できるよう心がけ進めて参りますが、中には改善するのに少し時間がかかる場合や、他の疾患と併発している場合など、定期的な通院が必要な場合もありますので、すぐに治らないからとあきらめず、お気軽に何度もご相談いただけたらありがたいです。皮膚・爪・毛の専門クリニックとして患者様との信頼関係が築いていけるような診察を目指して努力して参ります。

2.アレルギー皮膚科

私たちの体には、自分の体の成分と違うもの、たとえば感染症を引き起こす細菌やウイルス、寄生虫といった異物から身を守るための「免疫」という仕組みが備わっており、感染症などの発症を未然に防いでいます。

この仕組みが、ある特定の異物（食物やダニ、花粉など）に対して過剰に反応し、発疹やかゆみ、くしゃみ、鼻水といった症状を起こすことを「アレルギー」といいます。

アレルギーはⅠ型～Ⅳ型まで分類され、皮膚科で遭遇する代表疾患としては、

• Ⅰ型（即時型）：
  肥満細胞とIgEが関与する
  数分から30分程度で発症、重症はアナフィラキシーショックとなる
  蕁麻疹、アトピー性皮膚炎（Ⅳ型も関与）、喘息、花粉・食物・昆虫アレルギーなど
• Ⅱ型（細胞障害型）：
  細胞抗原に対する抗体反応による
  天疱瘡、類天疱瘡など
• Ⅲ型（免疫複合体型）：
  抗体と抗原が結合した免疫複合体が組織に沈着し、補体を活性化し臓器障害が発生する
  糸球体腎炎、ＳＬＥ、関節リウマチ、血管炎など
• Ⅳ型（遅延型）：
  抗原と感作T細胞との反応による細胞障害
  かぶれ（接触皮膚炎）、薬疹（副作用による皮膚の発疹）、アトピー性皮膚炎（Ⅰ型も関与）など

アレルギー検査、各種検査はコチラ

医師と看護師からお伝えできること

• 病気の説明
• お薬の使い方
• 日常生活での注意点

受診する患者様がご用意いただくとありがたいこと

• 「保険証」「お薬手帳」を必ずご持参ください。
• オンライン資格確認の方は「マイナンバーガード」での読み取りが必要です。
• 「発熱」「発疹」は始まった日付と期間をお知らせいただくとスムーズです。
• すぐに受診できない場合などは写真を記録しておいていただけると診察の補助になります。
• アレルギーなどがある場合は必ずお知らせください。（食品に限らず、薬・金属・ダニ・花粉なども）
• 日常のスキンケアも皮膚疾患を防ぐのに重要な場合があります。全くスキンケアをしていない場合などはご相談下さい。

一般皮膚科/皮膚アレルギー科の主な疾患

• アトピー性皮膚炎
• かゆみ、痒疹
• じんましん
• ニキビ、ざ瘡
• 帯状疱疹
• 脱毛症
• 湿疹、皮膚炎
• 虫さされ
• 手荒れ、手湿疹
• 白癬、水虫、たむし
• 癜風
• マラセチア毛包炎
• ヘルペス
• 疥癬
• とこずれ、褥瘡
• 乾癬
• 老人性イボ、脂漏性角化症
• うっ滞性皮膚炎
• ウオノメ、タコ、鶏眼、べんち
• 白斑
• 日焼け
• 酒さ、赤ら顔
• 丹毒
• 蜂窩織炎
• 爪の病気
• 爪囲炎
• 多汗症、無汗症、臭液症
• 水疱症
• 掌蹠膿疱症
• 膠原病と類縁疾患
• 皮膚良性腫瘍
• 皮膚悪性腫瘍
• 性病
• 食物アレルギー
• かぶれ、接触皮膚炎
• 薬疹